送付方法によって分類できるDM印刷

DMとはダイレクトメールのこと。誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。従来のDM印刷は葉書や封筒タイプのものがほとんどでしたが、近年はその種類が多様化していることが特徴です。種類によって異なる特徴と注意点を知ることで、販促活動などの効率が増すことは間違いありません。

郵送タイプのDM印刷とは

ハガキや封筒による郵送DMは、私たちの誰もが一度は目にしたことがある最も標準的なタイプです。郵送DMの特徴は、非常に多くの情報を詰め込めること。たとえば封筒の中に何枚もの用紙を封入することで、新聞折り込みチラシの何倍もの訴求効果を見込めます。紙質にこだわることで高級感をアピールすることも可能です。たとえば振袖の案内DMにおいて和紙を使うことで、大きな販促効果を期待できます。情報量の多さと紙質に変化を持たせられることから、広告目的での使用がメインとなるでしょう。ただし、内容にどこまでもこだわれる反面コストは高め。企画から実際に郵送を行うまでの即時性に欠けており、あまり内容にこだわると時機を逸する可能性があります。また、せっかく作っても開封されずにそのまま捨てられてしまう恐れがあるため、手当たり次第に送るのではなく、ある程度対象を絞り込むことが大切です。

電子メールタイプのDM

ネットの普及に伴い、従来の郵送タイプを凌ぐ勢いで台頭してきているのが電子メールDMです。その特徴は圧倒的な製造コストの安さ。専用の機材さえ導入してしまえば、あとは無料同然の費用で大量のDMを一斉送付することが可能です。電子メールを用いているため、見込み顧客の割合や反応などの情報を正確に収集でき、質の高いマーケティング戦略を策定できます。ウェブサイトとの相乗効果が大きいことも従来のDMにはない特徴と言えるでしょう。ただし、メール利用者の大半は50代以下であるため、高齢者を対象とする商品アピールには不向き。また、迷惑メールと混同されてしまうことが多く開封率は総じて低めです。以上のことに留意しておかなければ、せっかく機材を導入したにも拘わらず成果がほとんど出なかったということが起こりえます。

FAXを使ったタイプもあります

いまや日本以外の殆どの国で廃れてしまったFAXを利用したDMも根強い人気を誇っています。その特徴は開封率が極めて高いこと。FAXのシステム上、中身をそのまま送り届けることになるため、相手に見て貰えない可能性はほとんどありません。一斉送信したあとにレスポンスが返ってくる速さは、電子メールタイプのそれを凌ぐほどです。ただし、相手側の用紙を強制的に使って広告することになるため、不特定多数を相手にすると数多くのクレームが生じてしまう恐れがあります。ですからFAXDMを利用する相手は、すでに取引のある法人や個人のみにすることが求められます。FAXは基本的にモノクロですから、カラー印刷をふんだんに盛り込んだ封筒DM印刷に比べるとインパクトの面で若干劣るかも知れません。